飲食・小売・サービス業のための「新・店長会議」のつくり方
「店長会議」を
ちょっと変えれば、
長年の5つの経営課題が
解決する!
『「店長会議」をちょっと変えれば会社の人事はもっとよくなる』(商業界)
株式会社新経営サービス
マネージャー/中小企業診断士
店舗経営専門コンサルタント
中谷 健太 著
店長会議で解決できる
5つの経営課題
- 課題1
「人事評価制度が機能していない」を、店長会議で解決!
- 課題2
「研修プログラムが運用できていない」を、店長会議で解決!
- 課題3
「人手不足問題」を、店長会議で解決!
- 課題4
「スタッフの育成」を、店長会議で解決!
- 課題5
「ダメ(困った)店長が育たない」を、店長会議で解決!
店舗の業績アップは「店長の能力」に大きく左右される
実際に… | 立地が悪く、周りに競合もでき、どうしようもなくなった店舗も、 優秀店長をその店に異動させたら、立て直した! |
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店舗経営の大きなポイントは、
優秀店長にどう育てあげるべきか!
店舗経営改革のキーポイントは、 「店長にイキイキと職務に取り組んでもらう」こと
毎月必ず実施される「店長会議」の改革が
カギになる!
貴社の店長会議、
店長が参加したくない会議に
なっていませんか?
店舗を経営している企業では、少なくとも毎月一回「店長会議」が開かれます。
本部(本社)としては、全体方針の伝達の機会として、また店長たちを鼓舞する重要な場としてとらえていますが、実際の「店長会議」はどのように機能しているでしょうか。
私は長年、さまざまな会社の「店長会議」に同席してその様子を見てきましたが、会議の前後に上位者のいないところで、店長たちの生の声を聞くことがあります。第三者である私には話しやすいのでしょう。
- 今日の会議も長かった……。もっと効率よくやってほしい
- 正直、各店舗の報告時間が長すぎる。ほかの店舗の話なんてみんな上の空じゃない?
- 売上未達だと説教ばかり。『はい』って言うしかないし、本当につらい時間だわ
- いろいろな意見が出て盛り上がったけど、結局何をすることになったの?
こんな声を聞きます。こうした「店長会議」は店長たちにとって苦痛なものです。ただでさえ忙しい店長を、お金と時間をかけて集めているにもかかわらず、参加者たちからこうした感想が出る店長会議は、無駄・無意味なものになっていくばかりです。
店長会議を変革すれば、
会社は変わる!
業績低調の会社は「店長会議」を改革すれば、会社自体が変わる可能性が高いのです。
しかも、定期的に開く会議なので、変えようと意識さえすれば、すぐに改革に取り組むことができます。
普段当たり前のようにやっている店長会議を、一度立ち止まって問題意識を持って変える。
たった、それだけのことで、会社経営が前に進み出すのです。
「店ごとの報告・指導」は
時間の無駄!!
よくある光景
各店舗の店長による「自店の業績、主要管理数値、振り返り」などの報告は、店長会議ではよく見受けられる光景です。
その場では、その各店の店長報告に、本社幹部からの指摘・指導といったフィードバックが入ります。
- 店舗の指導に、会議全体の相当な時間をとられてしまう
- 時間がかかるわりには、1店舗あたりの指導やアドバイスの時間は短いので、効果的な指導とならない
- 問題店舗の店長が、皆の前で、厳しく追及され、その店長だけでなく、周りの店長のモチベーションも下げてしまう(皆の前での『公開処刑』はナンセンス)
- 指導されたところで、店長は変わらないことが多い
「店ごとの報告・指導」の
代わりになるものとは?
5つの経営課題を
店長会議で解決できる!
課題1
「人事評価制度が機能していない」を、店長会議で解決!
人事評価制度が機能していない事象
- 店長からスケジュール通りに評価表が回ってこない。いつもギリギリ。
- 店長の評価の甘辛が激しい。正しく評価出来ていない。
- 人事評価面談で、部下のモチベーションを下げてしまっている。
- 店長自身が、会社が求める「あるべき姿」になっていない。
原因 |
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たった5~10分で解決できます。
課題2
「研修プログラムが運用できていない」を、店長会議で解決!
スーパーバイザー研修、店長研修、新入社員研修など、「階層(役職)別の教育研修プログラム」を導入している会社が多くあります。
店長に対しても、正しい知見を習得させることは非常に大事なことです。
「お店は店長の能力次第」という点から見ても、店長の能力アップに向けた環境づくりは重要です。
しかし、この店長研修を含めた階層別の教育研修プログラム、果たしてどれくらいの会社で運用しきれているでしょうか?
店長研修をはじめ「研修プログラム」が運用できていない理由
- 店舗の人員が不足し、店長会議日以外で、全員を研修に参加させることが難しい。
- 月に数回、本社に(遠方の)店長を呼び寄せる場合は、交通費、代理店長の人件費など、余計なコストが掛かる。
- コストと時間を掛けて集める以上は、研修の中身を徹底してを作り込む必要があり、講師の準備が大変。
たった30分で、効果的な研修ができます。
課題3
「人手不足問題」を、店長会議で解決!
店長会議では、最重要課題を解決していきましょう。
そのテーマの一つとしてぜひ取り上げたいのは「人手不足対策」です。
人手不足対策は最重要課題であるにも関わらず、
・本部は各店舗の人員状況を把握できておらず、人員補充が後手に回っている
・店長も、人手不足問題については強い認識をもってはいるものの、目先の営業に追われ、先手を打った活動ができていない。
超・人手不足時代に突入した現在、採用について、本部と店舗が一丸となって対策を練り、徹底したマネジメントが必要であるにもかかわらず、うまく機能していません。
人手充足に向けたマネジメント力を強化できます。
課題4
「スタッフの育成」を、店長会議で解決!
人手不足対策には、採用だけでなく、定着・育成(戦力化)のテーマもあります。
店舗ビジネスでは、パート・アルバイトなどの戦力化や、外国人、シニアの積極的登用・活用も求められます。
しかし、実際に育成・戦力化がどれほど意図的にできているかというと、ほとんどのケースにおいて「気がつけば成長していた。時間が経てば成長していく」的なもので、意図的な育成ができていない店長が多くいます。
スタッフの育成は店長にとって最重要ともいえる役割・仕事であるにもかかわらず、ほとんどの店長は育成計画とその進捗管理といった〝意図的な育成“ができていません。
スタッフの育成力を強化できます。
課題5
「ダメ(困った)店長が育たない」を、店長会議で解決!
店舗スタッフの離職要因として上位に挙げられるものに、「店長や社員の雰囲気が悪い」があります。
ダメ(困った)店長は、店舗スタッフの定着、育成の面からも悪い影響を与えます。会社や上司は、このような店長の個人的なクセ、あるいはマネジメント面の欠点に対して改善に向けた教育に取り組む必要があります。
社長や幹部が店長に対して、改善指導を繰り返す場面がよく見られますが、店舗や店長自身の問題点を指導したものの、改善しなかったという経験はないでしょうか。
毎月の店長会議をうまく使って
店長の行動変革、改善ができます。
数多くの経験から得たノウハウで、
貴社の店長会議を改革します!
目次
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はじめに
100社3000店舗の店長と向き合って分かったこと
- 店長が参加したくない店長会議になっていませんか?
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店長会議を変革すれば、会社は変わります
業績を伸ばしている企業と、そうでない企業とでは「店長会議の質」が決定的に違う
店長会議は、今すぐに変えることができ、そして会社成長の大きな原動力となる
店長会議の活気がなくなってしまう理由
店長会議に対するネガティブな感情が芽生える理由
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「店ごとの報告・指導」は時間の無駄
皆の前での“公開処刑”はナンセンス
「店ごとの報告・指導」の代わりになるもの
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店長会議を変えれば、長年の問題が解決する
「人事評価制度が機能していない」を、店長会議で解決する
「研修プログラムが運用できていない」を、店長会議で解決する
「人手不足問題」を、店長会議で解決する
「スタッフの育成」を、店長会議で解決する
「ダメ店長が育たない」を、店長会議で解決する